全国名水百選に選ばれた栃木県塩谷町の「尚仁沢湧水」を訪ねる
尚仁沢湧水とは?
尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)は、環境省選定名水百選に選ばれた栃木県塩谷町と矢板市の境界付近の高原山(釈迦ケ岳)山麓標高590mの場所にある湧水です。(Wikipedia より)
塩谷町と旧藤原町を結ぶ地方道(63号線)の中間地点付近に散策者用の無料の駐車場があり、そこから徒歩5~10分ほどで尚仁沢湧水への入り口にたどり着きます。
入り口から尚仁沢湧水までの距離は直線で800m程度ですが、散策路は川に沿っているため実際には900~1000mくらいです。
途中にいくつか急なアップダウンがありますが一部には階段が設置されているので特に危険ではありません。
住所・場所
住所は「〒329-2216 栃木県塩谷郡塩谷町上寺島1616 4」。栃木県矢板市の県民の森の西1km、塩谷郡塩谷町の山間部にある東荒川ダム北側の山の中にあります。
案内写真
では、尚仁沢湧水を訪れた時の写真を紹介します。
散策者用の駐車場から5~10分ほど歩くと治水施設が見えてきます。
治水施設の少し手前に「尚仁沢湧水群」と書かれた看板があるので入り口を探して迷うことはありません。まず、散策路に入ると最初に少し急な斜面を上ります。
斜面を上り切ると今度は下りの急な階段が見えてくるので足元に注意しながらそれを下ります。
階段を下り川の音が近付くとやがて吊り橋が見えてきます。
この吊り橋を渡って川の向こう側へ移動します。
吊り橋を渡っている途中、釣りをしている人を見かけました。(写真のどこかに釣り人が写っているはず…)
吊り橋を渡ると今度は川沿いの平坦な道が続く。このまま湧水群まで行けると安心していたら途中に微妙にきついアップダウンがありました。
そのまましばらく歩くといよいよ大量の湧水が流れてできた沢が見えてきました。
さらに進むと、今度は驚くほどあちこちにから水が湧き出している場所に到着。これが「尚仁沢湧水群」です。
さらに奥へ進むと「尚仁沢湧水」の看板を発見。標高は590mのようです。
ここが尚仁沢湧水群の一番奥になる場所です。周囲には数十人が休憩できるほどのスペースがありましたので、ここでお弁当を食べることができますね。
備考など
所要時間はところどころで休憩しながらだと往復で2時間くらいです。サクサク歩けば1時間で往復できると思いますので、散策にはちょうどいい感じです。